浦和レッズの新たな背番号7は本物だ。「いるべき場所にいてくれる」ユンカーが果たす役割とは?【英国人の視点】

2021年05月26日(Wed)10時10分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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明治安田生命J1リーグ第15節、浦和レッズ対ヴィッセル神戸が22日に行われ、2-0でレッズが勝利した。レッズの新戦力、キャスパー・ユンカーは今月Jリーグデビューを飾ったばかりだが、既にJリーグ3試合で4得点と大活躍を見せている。「彼のパフォーマンスの全てが本当に素晴らしい」とリカルド・ロドリゲス監督が絶賛するように、ユンカーの果たす役割はゴールを決めることだけではないようだ。(取材・文:ショーン・キャロル)

脚光を浴びる浦和レッズの新戦力

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【写真:Getty Images】



 土曜日は全ての視線が埼玉スタジアムに集まっていた。2年間の契約延長を発表したばかりのアンドレス・イニエスタを擁するヴィッセル神戸が浦和レッズとの対戦に乗り込んできた一戦だ。

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 スペインのレジェンドは、昨年11月にホームで0-2の敗戦を喫した湘南ベルマーレ戦以来となる90分間フル出場。時折年齢を感じさせる部分もあったとはいえ、相変わらず素晴らしいボール扱いの技術を垣間見せていた。しかし、多少の不運にも見舞われた神戸は、この試合も0-2で敗れる結果に終わった。

 神戸の先発メンバーに戻ってきた元バルセロナの男が見せたボールタッチやパスは極上だった。しかし、試合後に話題の中心となった欧州出身選手は彼だけではない。またしても脚光を浴びる存在となったのは浦和の新戦力、キャスパー・ユンカーだ。

 最初の1分から、4917人の観客による万雷の拍手を浴びつつ交代でピッチを去った90分まで、この27歳の選手はファイナルサードで脅威となり続けた。前線からのプレスでホームチームの守備を牽引し、前方への推進力で攻撃を勢いづけ、インテリジェンス溢れる動きで非常に危険なポジションへと入り込む。そして、ゴールを決めることももはや当然のようになりつつある。

 この試合での得点は、西大伍がエリア内へ放り込んだボールがファーポストへ抜けたところにノーマークで合わせ、左足でうまくコントロールしたボレーを至近距離から叩き込んだものだった。これでレッズでのリーグ戦デビューから3試合で4点目となり、すでにチームの最多得点者となっている。

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