明治安田生命J1リーグ第16節の湘南ベルマーレ対川崎フロンターレ戦が26日に行われ、1-1のドローに終わった。この結果により川崎Fは、J1タイ記録となる開幕からの19戦連続無敗を達成している。

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　2連敗中で14位に位置する湘南との対戦だったが、川崎Fにとっては予想外に厳しい展開。前半をスコアレスで折り返したあと、56分には山田直輝に先制ゴールを許した。

　66分にはレアンドロ・ダミアンがヘディングでゴールを揺らすが、VAR判定により無効とされ同点ならず。それでも82分、エリア内でゴールに背を向けてボールを受けたL・ダミアンが鮮やかなオーバーヘッド弾をゴール左隅に叩き込み、今季初の敗戦を回避した。

　AFCチャンピオンズリーグ（ACL）の影響による前倒しの試合も消化している川崎Fは、これで開幕から19試合連続無敗。2015年に浦和レッズが記録していた開幕からの連続無敗記録に並んだ。

　2015年当時のJ1は2ステージ制で行われており、浦和は1stステージ17試合を無敗で優勝。2ndステージ第3節でサンフレッチェ広島に敗れるまで、19試合で13勝6分けの無敗だった。今季の川崎Fは現在15勝4敗であり、勝率は浦和を上回っている。

　川崎Fの次節は30日にホームで行われる鹿島アントラーズ戦。J1新記録となる開幕20試合無敗の大台に挑む。

【了】