久保建英のプレーは空回り。20歳の理想と現実の差、U-24日本代表で第一に考えるべきことは?【コラム】

2021年06月04日(Fri)10時07分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子
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日本代表対U-24日本代表が3日に行われ、3-0で日本代表が勝利した。2日後にU-24ガーナ代表戦を控えるU-24日本代表にとっては、急遽組まれたテストマッチとなったが、現状ではメダル獲得は難しいと言わざるを得ないだろう。久保建英は4日に20歳の誕生日を迎えた。スペインで奮闘する久保には、U-24日本代表で果たすべき責務がある。(取材・文:元川悦子)

U-24日本代表のもろさ

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【写真:Getty Images】



「正直、残念な気持ちの方が強かった。せっかくだったらオーバーエージにも出てほしかった。試合前からそういうイメージをしていたので。3人が入ったら全く違うチームになると思います」

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 日本代表のキャプテンマークを巻いた大迫勇也が不完全燃焼感を吐露した通り、ガチンコ勝負が期待された3日の日本代表対U-24日本代表の“兄弟対決”は、少し拍子抜けするような内容だった。

 横内昭展監督が東京五輪メンバー選考を重視し、主に当落選上の選手をスタメンに抜擢したのも大きかったが、3-0というスコアが両者の差を物語っていた。開始早々に橋本拳人に電光石火の先制弾を奪われ、前半終了間際に鎌田大地の個人技で押し込まれた。後半にも自慢快足を活かした浅野拓磨にネットを揺らされたのは、U-24日本代表のもろさの表れだ。彼らが1か月半後に迫った東京五輪でメダルを獲得するのは、現状では困難と言わざるを得ないだろう。

 特に気になったのが、強度の部分だ。A代表の指揮を執った森保一監督が「試合の途中からはある程度、慣れてきたとは思いますけど、物足りないところはあった。今日の試合の強度で自分のプレーを発揮できるくらいでなければ、(メダルという)目標達成は難しい」と苦言を呈したように、球際や局面のバトルで見劣りする場面が少なくなかった。

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