U-24日本代表で学ぶボランチの絶対条件とは? 田中碧は「もっとこだわらないといけない」【コラム】

2021年06月06日(Sun)11時18分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子
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U-24日本代表は5日、U-24ガーナ代表と対戦し、6-0で大勝している。吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航という3人のオーバーエイジが加わったU-24日本代表は、U-24ガーナ代表を圧倒した。絶対的な存在感を放つ遠藤航の横で、田中碧は必死に世界基準を吸収している。(取材・文:元川悦子)

OAの3人は「やはりモノが違う」

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【写真:Getty Images】



 吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航のオーバーエイジ3人が加わり、東京五輪本番仕様のベストに近い布陣でU-24日本代表は5日のU-24ガーナ代表戦に臨んだ。長距離移動の疲労、厳格なコロナ防疫対策によるストレス、スタメン5人が10代という経験値の低さ――。複数のマイナス要素を抱える相手ということで、本番初戦・南アフリカを想定した拮抗したゲームにはならないと見られた。

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 それでも手を抜かないのは、2022年カタールワールドカップ2次予選を戦うA代表と同じ。数少ない強化の場を有効活用すべく、新キャプテン・吉田が中心となって100%の強度でぶつかったところ、前半から堂安律と久保建英の両エースが立て続けに得点。3-0で折り返すと、後半は相馬勇紀、上田綺世、途中出場の三笘薫が追加点。アタッカー陣全員がゴールして、6-0で大勝を収めることができた。

「前線の選手としてはすごく自信がついた試合だったのかな」と堂安も満面の笑みを浮かべたが、2日前のA代表との“兄弟対決”で完敗した悔しさを晴らす白星となった。

「やはりモノが違うなと改めて思いました」と久保がオーバーエイジ3人を賞賛した通り、彼らの加入効果は絶大だった。その兆候は2日前のA代表戦で後半15分間だけ遠藤航がプレーした時点から見え始めていた。

「守備のアグレッシブさをもたらしたいなと。もう少し全体に前から押し込む展開を作りたいなというイメージは出る前からありました」と言う背番号6はドイツ・ブンデスリーガのデュエル王らしい球際と寄せの激しさでボールを回収。素早く攻撃への切り替えも見せ、プレースピードを1段階も2段階も引き上げた。これにより、横でプレーしていた田中碧も高い位置を取れるようになり、自らゴール前に上がってシュートを放つ場面も見られるようになったのだ。

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