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田中碧、ドイツ2部デュッセルドルフ移籍が決定。買取オプション付きレンタルで

text by 編集部 photo by Getty Images

田中碧
【写真:Getty Images】



 ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフは26日、川崎フロンターレに所属する日本代表MF田中碧が1年間のレンタルで加入することが決定したとして発表を行った。

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 川崎Fは現在AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの戦いのためウズベキスタンに遠征しているが、田中はチームに帯同せず。移籍を前提とした調整のためチームを離脱したことが今月20日に発表されていた。

 その移籍先は、噂されていた通りデュッセルドルフに決定。2021年7月1日から1年間のレンタル移籍となり、買取オプションを設定することも両クラブ間で合意したと発表されている。

 田中は東京五輪に向けたU-24日本代表にも招集を受けている。大会期間中はデュッセルドルフを離れることになるとも説明されている。

「田中碧はその高いクオリティで我々の中盤に良い影響を与えてくれる選手です。彼は才能があり、多才で、この若さにもかかわらず、すでに多くの経験を積んでいますし、彼が日本一のチームで不動の存在であることには理由があります。我々は、他にも彼に興味を示すクラブがいくつかあった中、碧をフォルトゥナに獲得できたことを嬉しく思います」とデュッセルドルフのウーヴェ・クラインSD(スポーツディレクター)は田中の加入を歓迎している。

 デュッセルドルフは2020年にブンデスリーガ2部に降格したあと、昨季は2部を5位で終えて昇格ならず。来季は再び1部復帰を目指して戦うことになる。

 日本人選手としては過去にFW大前元紀やFW宇佐美貴史、MF原口元気などが所属。現在のチームには日本とドイツのハーフであるU-21ドイツ代表のMFアペルカンプ真大が所属している。

【了】

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