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セレッソ大阪、まさかの形で失点も追いついてドロー。交代出場の坂元達裕が救う【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

セレッソ大阪
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【セレッソ大阪 1-1 ポートFC  ACLグループJ第2節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)・グループJ第3節のセレッソ大阪対ポートFC戦が30日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

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 ここまで中国の広州FCと香港の傑志に対して順調に2戦2勝を収めていたC大阪。中2日の連戦で迎えた地元タイのポートFCとの試合ではターンオーバーを行い、これまで出場機会の少ない選手たちを中心としたメンバーを組んだ。

 序盤は何度か相手ゴールに迫る形を作り出したC大阪だが、チャンスを得点に繋げきれない。枠を捉えた為田大貴のシュートはGKの正面を突き、完全にフリーで抜け出した加藤陸次樹のシュートはわずかにゴール左へ外れてしまう。29分には加藤のシュートが惜しくもクロスバーを叩いた。

 前半はそのまま0-0で折り返すかと思われたが、アディショナルタイムに入ったところでまさかの失点。ポートのFWパコーン・プレムパックが自陣内から前線へのロングボールを送り込むと、誰も触れなかったボールが大きくバウンドし、前に出ていたGK松井謙弥の伸ばした手の先を越えてそのままネットに収まった。

 1点ビハインドで前半を折り返したC大阪は後半開始から瀬古歩夢と高木俊幸、後半半ばから坂元達裕と清武弘嗣を投入して反撃を繰り出していく。この選手交代が実を結ぶ形で、79分には試合を振り出しに戻すことに成功した。

 右サイドから坂元が清武に預けてゴール前へ走り込むと、そこへ清武がヒールでのラストパスを供給。坂元はこの絶好機を逃さず左足での強烈なシュートで相手GKの手を弾いて同点ゴールを突き刺した。

 終盤に何度か作り出した逆転のチャンスは決められず、1-1で終了。連勝は止まったが難しい試合をドローに持ち込んで無敗を守った。

【得点者】
45+3分 0-1 パコーン・プレムパック(ポート)
79分 1-1 坂元達裕(C大阪)

【了】

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