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Jリーグクラブも獲得可能? 現在フリーの名手5人。サッカー史上最高の男がまさかの…無所属選手で断トツ人気なのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

欧州では2020/21シーズンが閉幕し、夏の移籍市場が開幕。各クラブや選手は来る新シーズンに向け、着々と準備を進めている。その中で、1年以上、あるいは昨季限りで契約満了を迎え所属クラブがない状態となっている選手は多い。いわゆる“フリー”の男たちは移籍金がかからないため、もちろん日本のチームも触手を伸ばしやすくなる。そこで今回は、Jリーグのクラブも獲得が可能な5人のフリー選手をピックアップした。(市場価値は『transfermarkt』を参照)。

アフロヘアが特徴のブラジル人DF

ダビド・ルイス
【写真:Getty Images】

DF:ダビド・ルイス(元ブラジル代表)
生年月日:1987年4月22日(34歳)
市場価値:400万ユーロ(約5億円)
最終所属:アーセナル(イングランド)
20/21リーグ戦成績:20試合出場/1得点0アシスト


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 母国のサンパウロユースでボランチとしてプレーしていたダビド・ルイスは、その後移籍したECヴィトーリアユースでCBにコンバートされ才能を開花。19歳でプロデビューを果たした。プロ2年目には、ローン加入となったベンフィカで欧州初挑戦。シーズン終了後には、150万ユーロ(約2億円)でベンフィカに完全移籍した。在籍した約5年間でリーグ優勝1回、リーグカップ3連覇に貢献。リーグ優勝した09/10シーズンには、プリメイラ・リーガ年間最優秀選手に選ばれた。

 ベンフィカでブレイクしたダビド・ルイスは、2011年に2500万ユーロ(約30億円)でチェルシーに移籍した。このブラジル人DFのイングランドでの活躍は、説明するまでもないだろう。2016年からの復帰も含め7年間在籍し、プレミアリーグをはじめ数多くのタイトルを獲得した。そして、18/19シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を置き土産に、ロンドンのライバルクラブ、アーセナルへの移籍を決断している。

 そのアーセナルでも主力としてプレーし、FAカップとコミュニティーシールドの優勝に貢献した。しかし、今年6月に契約満了を迎え退団。現在無所属になっている。そんなアフロマンには古巣ベンフィカ復帰やトルコへの移籍が噂されている。7月末には、元イタリア代表マリオ・バロテッリが所属するトルコのアダナ・デミルスポルと年俸400万ユーロ(約5億円)の2年契約での合意報道があったが、未だ公式からの発表はない。欧州でタイトルを取り続けるこの男の新天地は、どこになるのだろうか。

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