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横浜FCが徳島との大激戦を制して残留に望み。ヴィッセル神戸は3位堅持【J1第32節】

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】



 明治安田生命J1リーグ第32節の試合が16日に各地で開催されている。16時キックオフのカードとしては横浜FC対徳島ヴォルティス、ヴィッセル神戸対アビスパ福岡の2試合が行われた。

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 最下位に沈みながらも前節の白星で残留への希望を繋いだ横浜FCと、2連勝で降格圏を脱出した徳島。下位対決の重要な一戦は激しいゴールの奪い合いとなった。

 勝たなければ残留が非常に厳しくなる横浜FCは序盤から積極的に仕掛け、松尾佑介とサウロ・ミネイロのゴールで早々と2点を奪う。岩尾憲のゴールで1点を返されたが、前半アディショナルタイムには再びS・ミネイロが決めて3-1のリードで折り返した。

 後半はさらに目まぐるしい展開となり、垣田裕暉の2ゴールにより徳島が一旦は3-3の同点とする。だが追いつかれた直後に高木友也のゴールで勝ち越した横浜FCは、アディショナルタイムにも渡邉千真が決定的な追加点を奪い、5-3で今季2度目の2連勝。最下位を脱出し、奇跡の残留へまた一歩前進している。

 来季ACL出場に向けた3位争いをリードする神戸は、前節初ゴールを挙げた大迫勇也が日本代表帰りでベンチ外。代わって、同じく前節初ゴールのボージャン・クルキッチが加入後初先発に入る。

 前半から神戸がボールを支配してゴールに迫りながらも、先制点を奪えない展開が続く。だが86分、ついに均衡を破ったのは交代で6試合ぶりの出場となったドウグラス。左サイドの初瀬亮からのクロスを打点の高いヘディングで叩きつけ、神戸に1-0の勝利をもたらした。

【了】

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