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Jリーグ 2年前

最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング36~40位。名門史上初の降格メンバーとなり大幅ダウンしたのは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

39位:ロシアワールドカップ戦士

酒井高徳
【写真:Getty Images】



DF:酒井高徳(元日本代表/ヴィッセル神戸)
生年月日:1991年3月14日(30歳)
市場価格:130万ユーロ(約1.6億円)
2020リーグ戦成績:32試合1得点6アシスト

 酒井高徳はアルビレックス新潟でプロデビューしてからわずか2年でシュツットガルトへ移籍し、加入から間もなくして活躍。母親がドイツ人であることから地元紙には「ドイツ代表に招集すべき」とまで評価され、市場価値も一時は400万ユーロ(約4.8億円)までアップしていた。

 しかし、徐々に出場機会を失うと、2015年に名門ハンブルガーSVへ移籍。ここではキャプテンを任されるほどの存在になったが、2017/18シーズンにクラブが史上初の2部降格を喫したことで批判の的に。翌シーズンは1部昇格を逃したことで、さらに厳しい声を浴びせられるようになった。市場価値も2部降格を喫した後に大幅ダウン。ドイツでの冒険は結果的にかなり厳しい幕切れとなった。

 それでも、ロシアワールドカップにも出場したDFは2019年に復帰したヴィッセル神戸ですぐに活躍。1年目でクラブを史上初の天皇杯優勝に導いた。現在も不動の存在としてクラブをサポートしており、市場価値は神戸加入時の125万ユーロ(約1.5億円)からわずかに上がり130万ユーロ(約1.6億円)となっている。

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