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最高額の日本人は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング51~55位。価格上昇まちがいなし! Jリーグを無双する超新星とは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

51位:リーグ2位を記録したのは…

1022-松田
【写真:Getty Images】



DF:松田陸(日本/セレッソ大阪)
生年月日:1991年7月24日(30歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
20/21リーグ戦成績:31試合出場/1得点2アシスト

 松田陸は、高校在学時にFWからサイドバックにコンバートされると才能が開花した。大学3年次にはFC東京の特別指定選手に登録され、翌年に同クラブへ正式に加入。1年目のリーグ戦第10節、名古屋グランパス戦でJ1デビューを果たすと、第30節のガンバ大阪戦でプロ初ゴールを決めた。

 しかし、FC東京ではスタメンに定着できず、2016年に当時J2のセレッソ大阪に移籍した。すると、1年目からリーグ戦全試合にスタメン出場。自己最多の7アシストを記録し、J1昇格に大きく貢献した。J1昇格後、2017年に天皇杯と JリーグYBCルヴァンカップの2冠、翌年には富士ゼロックス スーパーカップを獲得と、好調なチームを支えた松田の市場価値は、2019年12月に自己最高の150万ユーロ(約1.8億円)を記録している。

 その後4ヵ月で下落しているが、現在は120万ユーロ(約1.4億円)で落ち着いている。今季で30歳を迎えているが、決してパフォーマンスが落ちているわけではない。Jリーグ公式サイトによれば、現時点で松田の1試合平均クロス数はリーグ2位の4.6を記録。豊富な運動量と精度の高いキックでセレッソ大阪を攻守両面で支えている。

【了】

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