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ジュビロ磐田、京都サンガがJ1へまた一歩接近。激戦の下位直接対決は…【J2第36節結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ
【写真:Getty Images】



 明治安田生命J2リーグ第36節の試合が30日に各地で開催されている。J1昇格争いもJ2残留争いも、引き続き激戦が繰り広げられている状況だ。

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 首位に立つジュビロ磐田はアウェイで大宮アルディージャと対戦。序盤に山越康平のゴールで先制した大宮が1点リードで折り返したが、磐田も後半に山本康裕が同点とし、最後は後半アディショナルタイムの97分に山田大記が挙げた劇的ゴールで2-1の逆転勝利を収めた。

 2ポイント差で磐田を追う京都サンガF.C.も譲らず。アウェイで愛媛FCと対戦した今節は、前半3分にピーター・ウタカが今季19点目となるゴールを挙げて先制すると、そのまま1-0で逃げ切った。ともに最近2試合は引き分けていた磐田と京都だが、3試合ぶりの白星を挙げている。

 4連勝で磐田、京都との差を縮めていた3位のヴァンフォーレ甲府はアウェイで東京ヴェルディと対戦。スコアレスドローで勝ち点1を加えるにとどまり、京都との差は残り6試合で8ポイントとなった。

 4位のV・ファーレン長崎は水戸ホーリーホックに2-1で勝利を収め、京都との差は10ポイントで変わらず。同じく奇跡の逆転昇格を目指す5位アルビレックス新潟、6位モンテディオ山形は31日に試合を行う。

 混戦の続く下位では、20位のギラヴァンツ北九州と最下位のSC相模原が降格圏同士で直接対決。相模原が後半アディショナルタイムのユーリの決勝点で劇的逆転勝利を収め、最下位を脱出して残留に望みを繋いだ。

 同じく下位の直接対決となったザスパクサツ群馬と松本山雅FCの対戦は、群馬が1-0の勝利で残留に前進。松本は4連敗でついに最下位に転落してしまった。ツエーゲン金沢、レノファ山口FCはそれぞれドローで勝ち点1を加えたが、依然として残留ラインから遠ざかることはできていない。

▽J2第36節
秋田 1-1 金沢
群馬 1-0 松本
大宮 1-2 磐田
千葉 0-0 山口
愛媛 0-1 京都
北九州 1-2 相模原
長崎 2-1 水戸
東京V 0-0 甲府
琉球 vs 町田(18:30)
岡山 vs 新潟(31日)
栃木 vs 山形(31日)

【了】

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