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ヴィッセル神戸が10人のベガルタ仙台振り切る。湘南ベルマーレはドロー【J1第34節結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

【写真:Getty Images】



 明治安田生命J1リーグ第34節の試合が3日に各地で行われた。16時キックオフのカードとしては2試合が開催されている。

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 前節の勝利で降格圏を脱出した湘南ベルマーレはアウェイで北海道コンサドーレ札幌と対戦。前半20分には菅大輝からのクロスに合わせた青木亮太のゴールで札幌が先制点を奪う。

 湘南も64分、エリア右に抜け出した茨田陽生からの折り返しに19歳の平岡大陽が合わせてJ1初ゴールで同点。その後もお互いチャンスはあったが勝ち越しならず、1-1で勝ち点1を分け合った。

 3位のヴィッセル神戸はホームに19位ベガルタ仙台を迎える。前半3分には左サイドでのFKからアンドレス・イニエスタの上げたクロスに武藤嘉紀が頭で合わせ、最近6試合で5点目となる先制ゴールを叩き込んだ。

 仙台もそのわずか3分後、石原崇兆のクロスに真瀬拓海が合わせて同点とする。だが35分にはドウグラスがトラップで浮いたボールを豪快なボレーシュートで叩き込むスーパーゴールで神戸がリードを奪い返した。さらに仙台は武藤を倒したアピアタウィア久が2枚目のイエローを受け、10人で前半を終えることになってしまう。

 数的不利に陥りながらも仙台は粘りを見せ、52分には再び同点に追いつく。関口訓充の強烈なミドルが左ポストを叩き、跳ね返りに反応した加藤千尋のシュートがネットを揺らした。

 だが仙台の抵抗もそこまで。62分には交代出場で負傷から復帰した山口蛍がファーストタッチでゴール左隅への低いミドルを決めて神戸が勝ち越し。70分にはリンコンのJ1初ゴールで突き放し、神戸が4-2で勝利を収めている。

 神戸は4位名古屋グランパスと3ポイント差での3位をキープ。仙台は残留ラインとの差が6ポイントに広がり、残り4試合での浮上に向けた見通しはより厳しいものとなった。

【了】

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