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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング16位~20位。現日本代表の中心人物に!? 今最もノリに乗っているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

19位:ドイツでのキャリア豊富なベテラン

原口元気
【写真:Getty Images】



MF:原口元気(日本代表/ウニオン・ベルリン)
生年月日:1991年5月9日(30歳)
クラブ:ヘルタ・ベルリン→ハノーファー
移籍日:2018年7月1日(当時27歳)
移籍金:450万ユーロ(約5.4億円)

 原口元気が浦和レッズからのステップアップを決断したのは2014年5月。新天地はドイツのヘルタ・ベルリンだった。同クラブでは加入当初こそ満足いく出番を得られなかったが、豊富な運動量を駆使した献身的な動きが評価され、シーズン終盤よりレギュラーの座を掴むことに。2年目の途中には指揮官がパール・ダルダイに代わっているが、原口はここでも主力として起用されていた。

 しかし、ヘルタ在籍4年目の2017/18シーズンに出場機会が激減。同シーズン途中にプレータイムを求め2部のデュッセルドルフにレンタル移籍することになった。それでも、同クラブではレギュラーとして活躍。チームの1部昇格に貢献することになり、存在価値を証明した。

 そのパフォーマンスが評価され、2018年に450万ユーロ(約5.4億円)という移籍金でハノーファーに加入。日本代表ではサイド起用がメインだが、ここでは主にトップ下で起用されており、昨季はリーグ戦で9得点7アシストを記録していた。ちなみにこれは、ドイツでのキャリアハイとなる数字だった。

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