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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング16位~20位。現日本代表の中心人物に!? 今最もノリに乗っているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

17位:セビージャ移籍でキャリアは…

清武弘嗣
【写真:Getty Images】



MF:清武弘嗣(元日本代表/セレッソ大阪)
生年月日:1989年11月12日(31歳)
クラブ:セビージャ→セレッソ大阪
移籍日:2017年2月1日(当時27歳)
移籍金:510万ユーロ(約6.1億円)

 清武弘嗣のキャリアは順調だった。セレッソ大阪で伝統の8番を背負うまでの存在に成長し、ニュルンベルク、そしてハノーファーでも活躍。日本代表での存在感も試合を重ねるごとに強まっており、2018年のロシアワールドカップでは中心人物となっていても不思議ではなかった。

 しかし、2016年のセビージャ移籍が清武のキャリアを狂わすことになった。清武獲得後のセビージャはさらにフランコ・バスケス、ガンソ、サミル・ナスリと攻撃的MFを次々と補強。結局バスケスとナスリがファーストチョイスとなり、清武にはほぼ出番が回ってこなかった。そしてセビージャ加入からわずか7ヶ月後、510万ユーロ(約6.1億円)の移籍金で古巣C大阪に復帰することになった。

 日本へ帰国後は怪我に苦しむ時期が続き、結果ロシアW杯行きも逃すことになった清武。それでも2020シーズンに完全復活を象徴するような活躍を披露し、同シーズン終了後には複数年契約更新を勝ち取った。現在も主将、そして10番としてC大阪を牽引している。

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