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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング16位~20位。現日本代表の中心人物に!? 今最もノリに乗っているのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

18位:日本代表不動のCF

大迫勇也
【写真:Getty Images】



FW:大迫勇也(日本代表/ヴィッセル神戸)
生年月日:1990年5月18日(31歳)
クラブ:ケルン→ブレーメン
移籍日:2018年7月1日(当時28歳)
移籍金:450万ユーロ(約5.4億円)

 高校生の頃から大きな注目を集めていた大迫勇也は、プロデビューの地である鹿島アントラーズでも大活躍。2011年にはナビスコカップでMVPを受賞し、2013年にはJリーグベストイレブンに選出された。そして2014年1月に活躍の場を欧州へ。1860ミュンヘンの完全移籍が発表された。

 結果的に1860ミュンヘンへの在籍は1シーズンのみとなったが、その後大迫はケルンへとステップアップ。ここでは加入当初こそ適応に苦しんだが、1年目の後半戦にレギュラー定着。在籍3年目の2016/17シーズンにはブンデスリーガで7得点8アシストという成績を残している。しかし、その翌シーズンにケルンは最下位で2部降格。大迫はそれに伴い、450万ユーロ(約5.4億円)という移籍金でブレーメンへと籍を移している。

 ブレーメンでは苦悩の連続だった。1年目はほぼ得点に絡めず、2年目は序盤戦と終盤戦こそ結果を残したが、全体的にはパフォーマンスレベルが低かった。昨季は監督によって中盤起用が本格化したこともありさらに苦戦。サポーターからミスする度にブーイングを浴びせられ、交代する際にはまるで「ようやくか」と言わんばかりの拍手が起きることもあった。移籍金に見合うだけの活躍を披露したとは言い難い。

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