日本代表は11月にカタールワールドカップ・アジア最終予選2試合を戦う。三笘薫や旗手怜央が初選出、上田綺世や前田大然が久々に選出され、東京五輪世代も本格的にA代表へと合流。苦しい状況に置かれた状況で、日本代表は誰を起用すべきなのか。日本代表を見続けてきた英国人ジャーナリストが推す人材とは……。(文:ショーン・キャロル)


クラブで全く出場してない男が日本代表にいるという現実

2021-10-12-japan_jfa
【写真:日本サッカー協会】

 2022年ワールドカップアジア最終予選は折り返し地点を迎えようとしているが、森保一監督の置かれた状況は全く安心できるものではない。

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 10月に埼玉スタジアムで行われたオーストラリア戦は、終了間際のやや幸運なオウンゴールに助けられて何とか2-1の勝利を確保する結果となった。それでも、プレーの内容的には日本代表の方が十分に勝ち点3に値する戦いを見せていた。勝利が義務付けられる今月のベトナム戦、オマーン戦の2試合に向けて、オーストラリア戦の勝利がチームに必要な勢いをもたらしてくれることが期待される。

 とはいえ、今予選ですでにオマーンとサウジアラビアに敗戦を喫した日本代表はいまだグループBの4位に沈んでいる。先発の11人も全く固まっている気配はなく、いくつかの重要なポジションで大きな決断を下すことが必要となる。

 例えば今季のストラスブールで全く試合に出場していない川島永嗣が依然としてメンバーに残っていることは、GK陣の状況が停滞していることを示唆するものだ。権田修一は十分に頼れるファーストチョイスであり、あと2年ほどゴールを任せることができるとしても、32歳の彼とNo.1の座を争う相手がもう少し出てくるのが望ましい。

 谷晃生はもちろん将来有望だが、大迫敬介や沖悠哉、中村航輔らがメンバーから外れるほど伸び悩んでしまったのは少々不安材料だ。

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