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あの強豪国も危ない!? ワールドカップ欧州予選、運命の最終節に向けた状況は…

text by 編集部 photo by Getty Images

フランス代表
【写真:Getty Images】



 カタールワールドカップ欧州予選は、各グループとも最終節を残すのみとなった。現地時間14日から16日に行われる試合の結果次第で、多くのチームの運命が決することになる。

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 全55チームが10グループに分かれて戦う欧州予選では、自動的にワールドカップ本大会へ進むことができるのは各グループの首位チームのみ。2位になればプレーオフを戦わなければならず、何が起こるか分からない短期決戦では強豪国にも敗退の可能性が出てきてしまう。

 最終節を待たずにグループ首位での予選突破を決めたのはここまで4チーム。10月のうちに突破を決めたドイツ代表とデンマーク代表に加えて、13日の試合では前回ワールドカップ王者のフランス代表と、FIFAランキング1位のベルギー代表も順当に本大会進出を確定させた。

 前回大会4位のイングランド代表も、ここまで全敗のサンマリノ代表と対戦する最終節に引き分け以上で突破が決まるという有利な状況。だがその他の5グループでは1位と2位が接戦を演じており、最終節次第でどう転んでもおかしくはない。

 14日には、本大会出場を争う3つの直接対決が組まれている。グループAでは1位のポルトガル代表がホームで2位のセルビア代表と、グループBでは1位のスペイン代表がホームで2位のスウェーデン代表と、グループHでは2位のクロアチア代表がホームで1位のロシア代表と対戦。勝利を収めたチームは予選突破、ポルトガル、スペイン、ロシアはそれぞれ引き分けでも突破となる。

 続いて15日には、欧州王者のイタリア代表が勝ち点で並ぶスイス代表と予選突破を争う。イタリアはアウェイで北アイルランド代表と、スイスはホームでブルガリア代表と対戦し、勝敗が同じであれば得失点差での勝負となる。現時点ではイタリアが得失点差で2点リードしている。

 オランダ代表も、13日のモンテネグロ戦に引き分けてしまったことで緊迫した最終節を迎えることになった。ホームにノルウェー代表を迎えるオランダは勝利なら突破決定、引き分けでも突破の可能性は高い。だが敗れた場合にはノルウェーに抜かれるだけでなく、トルコにも抜かれて3位で予選敗退となる可能性もある。

【了】

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