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40歳MF阿部勇樹が今季限りでの現役引退を発表。浦和レッズ、ジェフ千葉、日本代表などで活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

阿部勇樹
【写真:Getty Images】



 J1の浦和レッズは14日、同クラブに所属する元日本代表MF阿部勇樹が今季限りで現役を引退することを発表した。

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 浦和は前日より、「クラブからの重要なお知らせ」として14日夜に会見を開くことを予告していた。その会見で発表されたのは、メディアで報じられていた阿部の現役引退だった。

 会見に出席した阿部は、「2021シーズンをもちましてプロサッカー選手を引退する決意をしました」と発表。これまで所属したクラブや関係者、ファンへの感謝の思いを述べた。

 現在40歳の阿部は1998年、ジェフユナイテッド市原(現ジェフ千葉)で当時のJ1最年少記録となる16歳333日でのプロデビューを飾った。2007年に浦和へ移籍し、イングランドのレスター・シティへの移籍を挟みつつ、浦和では今季を含めて計14シーズンを過ごしてきた。

 浦和ではAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝2回、天皇杯優勝、ルヴァンカップ優勝などのタイトルを獲得。日本代表としても53試合に出場し、2010年ワールドカップ決勝トーナメント進出などに大きく貢献した。

 今季の浦和ではJ1で12試合に出場し、開幕戦でのゴールなど3得点を記録している。今季の浦和はJ1で3試合を残しているほか、天皇杯でも準決勝へ勝ち進んでおり、これらの試合が阿部の現役最後の戦いとなる。

【了】

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