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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング61~65位。才能は本物だったのに… 期待に応えられなかった天才とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

64位: 優勝請負人

1124-三都主
【写真:Getty Images】



MF:三都主アレサンドロ(元日本代表)
生年月日:1977年7月20日(44歳)
クラブ:浦和レッズ→名古屋グランパス
移籍日:2009年8月1日
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)

 無名だった三都主アレサンドロは、プロキャリアをスタートした清水エスパルスで頭角を現す。1年目からスタメンの座を勝ち取り、翌年にJリーグ年間最優秀選手賞を獲得した三都主は、同クラブに数々のタイトルをもたらすと、2002年に日本代表に初招集。日韓W杯にも出場したこのMFは、2003年に浦和レッズに移籍した。

 浦和レッズでもJリーグや天皇杯優勝を経験。ドイツW杯にも出場した三都主は、2007年にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクに1年間のレンタル移籍している。シーズン途中の加入ながら主力に定着すると、06/07シーズンのリーグ優勝に貢献。翌年も主力として活躍したが、同クラブが契約延長オプションを行使しなかったため、2007年12月に浦和レッズに復帰した。

 しかし、復帰後は怪我に悩まされ、出場機会が減少。2シーズンでリーグ戦出場は7試合に止まり、2009年に150万ユーロ(約1.8億円)で名古屋グランパスに移籍した。すると、ドラガン・ストイコビッチ監督の下で復活。左サイドバックやボランチなど様々なポジションをこなし、2010シーズンにはクラブ史上初のリーグ優勝に貢献した。

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