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最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング26~30位。2度の自己最高額記録も… 異色の経歴を持つ元ブラジル代表DFとは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

28位:異色の経歴を持つ元ブラジル代表DF

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【写真:Getty Images】



DF:ブルーノ・ウヴィニ(元ブラジル代表/FC東京)
生年月日:1991年6月3日(30歳)
市場価値:140万ユーロ(約1.7億円)
2021リーグ戦成績:2試合0得点

 ブラジルの名門、サンパウロでプロキャリアをスタートしたブルーノ・ウヴィニは、2011年に行われたU-20FIFA W杯に出場。全試合にフル出場し、無敗での優勝に貢献している。その活躍から将来を期待され、翌年にはプレミアリーグのトッテナムにローン移籍で加入。欧州5大リーグに移籍を果たしたが、クラブの期待に応えることができず、1試合も出場できないまま、わずか3か月でクラブを去ることになった。

 欧州では挫折を味わったが、同年に行われたロンドン五輪ではブラジル代表メンバーに選出されると、大会後にはナポリに加入。再び欧州の強豪クラブへ移籍を果たしたが、ここでは、レンタル移籍に出され続けた。そのため、ナポリでの公式戦出場は5試合のみ。またしても欧州の強豪クラブで挫折を味わうこととなり、2016年8月にサウジアラビアのアル・ナルスに移籍を決断した。

 ここで定位置を確保したブルーノ・ウヴィニは、18/19シーズンのリーグ優勝に貢献した。その後、中東はクラブを渡りあるいたこのDFは、今年1月にFC東京に加入。異色の経歴を持つ元ブラジル代表DFがJリーグにやってきた。若くして活躍したこの男は、ナポリに移籍した2012年に自己最高額となる300万ユーロ(約3.6億円)を記録している。しかし、不遇のシーズンを過ごす価格は一気に下落。サウジアラビアでの優勝を機に再び上昇したが、現在の市場価値は140万ユーロ(約1.7億円)まで落ちている。

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