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Jリーグ 2年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(GK編)。 数多の記録更新した最強の鉄壁、 Jリーグ屈指の現代型GKとは…

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ最強を支える守護神

1208-チョン・ソンリョン
【写真:Getty Images】



チョン・ソンリョン(川崎フロンターレ)
生年月日:1985年1月4日(36歳)
2021リーグ戦成績:33試合23失点

 川崎フロンターレの守護神、チョン・ソンリョンは腰椎横突起骨折による離脱を強いられながらも、今季リーグ戦33試合に出場。失点はわずか23点、14度のクリーンシートを記録と、リーグ最少失点での4度目のリーグ優勝に大きく貢献したこのGKも、間違いなく今季のベストプレーヤーの1人だ。

 今季は田中碧や三苫薫など、シーズン途中に主力メンバーが海外に移籍。川崎フロンターレにとっては痛手となったが、チョン・ソンリョンは超人的な反射神経でスーパーセーブを連発して幾度となくチームを救った。

 中でも圧巻だったのは、第33節の清水エスパルス戦で見せた連続セーブ。相手のヘディングシュートを左手一本で止めると、直後に放たれたシュートにも超反応を見せ、至近距離から放たれた2本のシュートを止めてみせた。圧倒的な攻撃力を誇る川崎フロンターレだが、それは安定した守備があってのもの。最後方でチームを支えるこの男は、今後もチーム欠かせない存在だ。

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