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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング71~75位。6億円ダウン!? 約7年ぶりに帰還したストライカーとは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

73位:優勝請負人

1220-阿部
【写真:Getty Images】



MF:阿部浩之(日本/名古屋グランパス)
生年月日:1989年7月5日(32歳)
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
2021リーグ戦成績:8試合0得点0アシスト

 大学を卒業した2012年にガンバ大阪に加入した阿部浩之は、初年度からリーグ戦18試合に出場。チームはJ2に降格となったが、J2での翌シーズンにはスタメン座を勝ち取り1年でのJ1復帰に貢献した。さらにその翌年には、史上初のJ1昇格クラブ1年目での国内三冠に貢献している。その後もチームを牽引したこのMFはガンバ大阪で評価を高め、2017年に川崎フロンターレに移籍した。

 川崎フロンターレでは1トップでの出場となったが、自身初の二桁ゴールを記録。慣れないポジションで結果を出し、同クラブ悲願のJリーグ初優勝に貢献した。両足から放たれる高精度のシュートと鋭いドリブルを武器とする阿部は、翌年もチームに欠かせない存在としてリーグ連覇に貢献している。3連覇とはならなかったが、ここでの活躍が評価され、市場価値は大幅に上昇。2019年1月に自己最高となる200万ユーロ(約2.4億円)を記録した。

 その後、2020年に名古屋グランパスに移籍した阿部は、同シーズンの開幕戦からスタメン出場。豊富な運動量で攻守にわたりチームを支えたこのMFは、リーグ最少失点に大きく貢献した。しかし、今季は怪我もありリーグ出場は8試合に止まった。そのため、市場価値は100万ユーロ(約1.2億円)までダウンしている。来季から新体制となるチームでは、再び中心となる活躍を見せることが出来るだろうか。

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