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Jリーグ 2年前

日本の希望! 最強の逸材5人。世界最高峰のクラブで成長続ける男、あの一流選手にも衝撃を与えたのは…

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

ガンバ大阪の未来

中村仁郎
【写真:Getty Images】



MF:中村仁郎(U-22日本代表/ガンバ大阪)
生年月日:2003年8月22日(18歳)
昨季リーグ戦成績:1試合0得点0アシスト
市場価値:15万ユーロ(約1800万円)

 2022シーズンよりガンバ大阪のトップチームに昇格することが決まっているレフティー。U-23チームの一員として15歳10ヶ月29日という驚異的な早さでJリーグデビュー、さらに高校2年生の時にはJ1デビューまでも果たしてしまった天才だ。高校2年生でのJ1デビューは宇佐美貴史、堂安律以来クラブ史上3人目の快挙となったなど、早くも「G大阪の未来」として大きな注目を浴びている。

 年代別日本代表にはコンスタントに招集されていて、これまで数多くの大会に出場してきた。昨年10月にはAFC U-23アジアカップウズベキスタン2022予選に臨むU-22日本代表に“飛び級”で招集。すると初戦のU-22カンボジア代表戦で右ウイングとして途中出場し、カットインから左足を振り抜きゴールをマークするなど、確かな存在感を示した。2年後に行われるパリ五輪(パリオリンピック)では攻撃の核に…それだけの期待感は十分ある。

 身長166cmと国内でもかなり小柄な部類に入る選手だが、その分動きが俊敏。ドリブルのキレ味もかなり抜群で、懐に入り込むような仕掛けから大型DFですら手玉に取ることをいとも簡単にやってのける。それだけでなく、シュートセンスも非凡というのが大きな特長。難しい状況でも枠に飛ばせる力がある。憧れと公言する久保建英に追いつく、あるいは追い抜くため。まずは2022シーズン、片野坂知宏新監督の元でどれだけアピールできるか。

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