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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング51~55位。GK初のJリーグMVPに輝いた名手、次世代を担う右サイドバッグとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

52位:代表に返り咲いた万能型MF

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【写真:Getty Images】



MF:守田英正(サンタ・クララ)
最高市場価値:300万ユーロ(約3.6億円)
更新日:2021年5月21日(当時25歳)

 大学在籍時、川崎フロンターレに特別指定選手として登録されていた守田英正は、卒業後に同クラブへ加入した。開幕戦でJ1デビューを飾ると、第13節のFC東京戦以降は定位置を確保。リーグ戦26試合に出場し、Jリーグ2連覇に貢献した。

 同年9月に行われたコスタリカ代表戦では、日本代表デビュー。翌年行われたAFCアジアカップ2019に臨む代表メンバーにも選出されたが、ハムストリングの負傷により離脱となってしまった。これ以降は代表から遠ざかっていたが、川崎フロンターレでは数々のタイトル獲得に貢献。豊富な運動量と持ち前の高い技術で中盤を支配した守田は、2021年1月にポルトガルのサンタ・クララへ移籍を果たした。

 シーズン途中からの加入ながらデビュー戦でフル出場を果たし、初ゴールを決めた守田はそのままスタメンに定着。サンタ・クララで主力として活躍を続けると、同年3月には約2年ぶりに日本代表に招集された。同月に行われたカタールワールドカップ2022アジア2次予選のモンゴル代表戦ではスタメンに名を連ねると、代表初ゴールをマーク。クラブと代表で結果を残していたこのMFの市場価値は、2021年5月に自己最高となる300万ユーロ(約3.6億円)に上昇している。

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