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日本代表 2年前

サッカー日本代表、サウジアラビア代表戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。中国代表戦からの変更は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images , Shinya Tanaka

DMF:遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)

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【写真:Getty Images】



生年月日:1993年2月9日
日本代表通算成績:35試合2得点

 昨季、ブンデスリーガ1部初挑戦ながらデュエル勝利数1位となった遠藤航はドイツ中に ”デュエルモンスター” としてその名を轟かせた。そして今季、シュトゥットガルトでキャプテンを任された遠藤は、開幕戦から全試合にスタメン出場。ペッレグリーノ・マタラッツォ監督からの信頼も厚いこのMFは、日本代表でも欠かせない存在となっている。

 遠藤の特徴は何と言っても対人の強さだ。選手が密集する中盤で相手に囲まれようと負けることはほとんどない。相手のチャンスの芽を摘み、瞬時に攻撃へとつなげられるこの男は、日本代表においても中盤の要となっている。

 2021年9月から行われているアジア最終予選全試合にフル出場、シュトゥットガルトでもフル稼働を続ける遠藤は、驚異的な鉄人ぶりを見せている。中国代表戦では73分に途中交代となったが、終始相手の攻撃の芽を摘んでいた。日本代表に欠かせないこの男は、サウジアラビア代表戦でも中盤を支配するだろう。

CMF:田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)

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【写真:Getty Images】

生年月日:1998年9月10日
日本代表通算成績:6試合1得点

 2021年7月、2.ブンデスリーガ(2部)に所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフに買い取りオプション付きレンタルで移籍した田中碧は、東京五輪に出場。オーバーエイジ(OA)で参加した遠藤航とコンビを組み、ベスト4進出に大きく貢献した。欧州初挑戦となった今シーズンは、ここまでリーグ戦15試合に出場している。

 昨年10月、田中は約2年ぶりに日本代表に戻ってきた。オーストラリア代表戦でスタメンに抜擢されると、試合序盤に貴重な先制ゴールをゲット。この若きMFは窮地の日本代表を救った。

 4試合連続スタメンとなった中国代表戦では目立った活躍こそ出来なかったが、安定したプレーで試合をコントロールした。アジア最終予選でスタメン出場した試合すべてに勝利している田中には、サウジアラビア代表戦でも日本代表を勝利に導く活躍を期待したい。

CMF:守田英正(CDサンタ・クララ/ポルトガル)

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【写真:田中伸弥】

生年月日:1995年5月10日
日本代表通算成績:13試合2得点

 2021年1月にポルトガルのサンタ・クララに移籍した守田英正は、加入後すぐにスタメンに定着。昨シーズンに続き、今季も安定したシンプルなプレーで攻守の橋渡し役を担い、中盤で不動の地位を築いている。

 豊富な運動量を持つ守田はピッチ全体を駆け回り、様々な場面でプレーに関与。果敢にゴール前に顔を出すだけでなく、体を張ったプレーでピンチを防ぐ。さらに、卓越したテクニックとパススキルで試合をコントロールする。

 田中碧、遠藤航と中盤を構成し、オーストラリア代表戦からアジア最終予選3連勝に貢献した守田は、中国代表戦にフル出場。縦横無尽にピッチを駆け巡り、攻守にわたり勝利に貢献した。ピッチの各所に顔を出し、ボックス・トゥ・ボックスで活躍するこの万能型MFは、サウジアラビア代表戦でも攻守の鍵を握るだろう。

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