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サッカー日本代表キャプテンが「常に意識していた」こととは? 遠藤航は吉田麻也の復帰を待つ【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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遠藤航
【写真:田中伸弥】



【日本 2-0 サウジアラビア カタールW杯・アジア最終予選】

 FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選の日本代表対サウジアラビア代表戦が1日に行われ、日本代表が2-0で勝利を収めた。遠藤航が試合を振り返ってコメントしている。

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 グループ首位に立つ強豪サウジアラビアをホームに迎えた森保ジャパンは、前半に南野拓実のゴールで先制。後半開始直後には伊東純也が強烈なミドルを突き刺して追加点を奪い、昨年10月の対戦で敗れていた相手に危なげなく完封勝利を飾ることに成功した。

「アウェイで負けてたんで、ホームで絶対に借りを返そうということでみんな試合に入って。良い形で2点取って勝つことができて良かったです」と遠藤は勝利を喜んでいる。

 遠藤と田中碧、守田英正が構成する中盤3枚は今回も非常に安定したパフォーマンス。「距離感は常に意識していて、誰がディフェンスラインからボールを受けて前につけるのか、そのあたりのバランスをうまく見ながらプレーできたと思います」と遠藤は語る。

 サウジアラビアがある程度ボールを持った時間帯も含めて、特に苦しさを感じることはなく落ち着いた対応ができたと感じているようだ。「少し引くシーンはありましたけど、割り切ってしっかり守る、カウンターを狙っていくというのはチームとしてはっきりしてたので。苦しいと言うよりは相手に持たせながら、したたかにやっていくところを意識していました」

 今回は負傷で欠場となった吉田麻也に代わって遠藤がキャプテンを務めたが、3月には吉田も復帰が見込まれる。「まだ出場権というのは決まっていないので。キャプテンも帰ってきますし、3月にまたみんな集まってキャプテンと一緒にワールドカップ決めたいと思います」と遠藤は来月の決戦を見据えている。

【了】

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