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Jリーグ 2年前

清水エスパルス、期待の新戦力5人。かつての“10番”が復帰! ユースでゴール量産の逸材とは?

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:千葉寛汰(背番号30)

清水エスパルス


生年月日:2003年6月17日(18歳)
前所属:清水エスパルスユース
2021リーグ戦成績:-

 清水エスパルスユースで不動のエースに君臨していたのが千葉寛汰である。昨年の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2021では2位の内野航太郎(横浜F・マリノスユース)に5得点差をつけて堂々の得点王を獲得。昨夏にはU-20日本代表候補合宿に飛び級で参加し、トレーニングマッチではゴールも記録しているなど、超がつくほど期待の逸材である。

 身長178cm・体重73kgとサイズは十分。非凡な身体能力に質の良いオフ・ザ・ボールの動き、さらに鋭い得点感覚と、千葉はストライカーに必要なものをほぼ全て、かつ高いレベルで兼ね備えている。それに加え、清水のOBである岡崎慎司のように泥臭く戦う姿勢もピッチの中では発揮する。18歳という年齢には似合わぬほど、総合能力は高いと言える。

 清水のFW陣は層が厚い。チアゴ・サンタナ、鈴木唯人という主力二人がおり、神谷優太、ディサロ燦シルヴァーノ、髙橋大悟などが虎視眈々とレギュラーの座を狙っている。その中で高卒1年目の千葉が早々にスタメンの座に躍り出るのは、もちろんのことだが至難の業だ。しかし、いきなりブレイクしたとしても、決して不思議ではない。それほどのポテンシャルがあるのは確かである。

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