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Jリーグ 2年前

清水エスパルス、期待の新戦力5人。かつての“10番”が復帰! ユースでゴール量産の逸材とは?

シリーズ:期待の新戦力5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:白崎凌兵(背番号18)

白崎
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年5月18日(28歳)
前所属:鹿島アントラーズ
2021リーグ戦成績:17試合2得点1アシスト(鹿島アントラーズ)
2021リーグ戦成績:12試合1得点1アシスト(サガン鳥栖)

 高校サッカーの名門、山梨学院高校卒業後の2011年に清水エスパルスの一員となった。加入当初は出番がほぼなかったが、カターレ富山への期限付き移籍を経て復帰するとコンスタントにプレータイムを確保。2017シーズンからはエースナンバーである「10番」も背負った。2019年には鹿島アントラーズへ移籍し、2シーズン半在籍。そして今冬、古巣である清水に戻ってくることとなった。

 圧倒的なスピードやパワーを持った選手ではないが、足元の技術力に関してはJリーグでもトップレベル。オフェンスセンスももちろん高く、とくにチームメイトと連係して相手守備陣を崩していく能力に長けている。また、守備では豊富な運動量を活かしたハードワーク、さらに的確なポジショニングでピンチの芽を確実に摘み取ってくれる。攻撃的ポジションならどこでもこなすユーティリティー性もあるなど、タフさとインテリジェンスを兼ね備えた選手と言えるだろう。

 清水で逞しく成長し鹿島へと旅立ったが、新天地では怪我の影響などもあって、大きく存在感を示せていたとは言い難かった。それだけに、古巣である清水で再び暴れてやろうという思いは強いだろう。かつての10番は、昨季残留争いの苦しんだクラブをどこまで引き上げられるか。

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