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スーパーカップを制したのは浦和レッズ

FUJIFILM SUPER CUP 2022の川崎フロンターレ対浦和レッズ戦が12日に行われ、浦和が2-0で勝利を収めた。

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　新たなシーズンの開幕を告げるスーパーカップは、今季から大会名称を変更して開催。2連覇を達成したJ1王者川崎フロンターレと、天皇杯王者の浦和レッズが激突した。

　川崎Fは期待の新戦力チャナティップが先発メンバー入り。浦和の新加入選手では馬渡和彰と岩尾憲が先発に名を連ねた。

　キックオフからわずか7分、今季Jリーグ最初のゴールを挙げることに成功したのは浦和。右サイドでこぼれたボールを酒井宏樹が持ち込んでクロスを入れ、エリア右で合わせた江坂任が右足ダイレクトで合わせて蹴り込んだ。

　川崎Fはボールを保持しながらもなかなか良い形でシュートに持ち込めず。セットプレーなどから何度か川崎Fゴールに迫った浦和も最後の部分で精度を欠いたが、そのまま1点をリードして前半を折り返した。

　選手交代も含めて打開を図る川崎Fに対し、浦和は反撃を許さずリードを守ると、81分には狙い通りのカウンターから大きな追加点。ロングボールを受け抜け出した明本考浩が前線で収め、追いついてきた江坂がボールを受けると鮮やかな切り返しで谷口彰悟をかわしてエリア手前から自身2点目を突き刺した。

　そのまま2-0で勝利を収めた浦和は2006年以来16年ぶり2度目のスーパーカップ獲得。絶対王者を下して今季最初のタイトルを手に入れ、非常に幸先の良い形で新シーズンをスタートさせた。

【得点者】
7分 0-1 江坂任（浦和）
81分 0-2 江坂任（浦和）

【了】