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ヴィッセル神戸がACL本戦出場。大激戦のプレーオフ120分間に4-3で競り勝つ【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース

ヴィッセル神戸
【写真:Getty Images】



イニエスタ先制弾、大迫勇也2発、最後はリンコン

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフのヴィッセル神戸対メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦が15日に行われ、延長戦の末に4-3で神戸が勝利を収めた。


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【ヴィッセル神戸 4-3 メルボルン・ビクトリー ACL予選プレーオフ】

 昨季J1を3位で終えてACL予選の出場権を獲得したが、今季は開幕から6戦未勝利と予想外の苦戦が続いている神戸。最近4試合でわずか1得点と流れに乗れない状況で、ACL出場を懸けた一発勝負という大一番を迎えた。

 スタートは神戸にとって理想的な展開。キックオフからわずか6分、エリア右から中坂勇哉が折り返したボールがDFに当たり、こぼれたところをアンドレス・イニエスタが左足でゴール右隅へ蹴り込んで先制点を奪った。

 だが前半12分にはCKからダゴスティーノに同点のゴールを許してしまう。神戸はセルジ・サンペールの負傷交代やオフサイドによるゴール取り消しなど不運にも見舞われ、1-1で前半を折り返した。

 後半にはボールを持ちながらも決定機に至らず、71分にはカウンターから逆転ゴールを奪われる。交代出場のフォラミがスルーパスを受けてエリア左へ抜け出し、中央で再びダゴスティーノが合わせて2-1に。

 追い込まれた神戸だが80分、87分と大迫勇也が立て続けの2ゴールを挙げて再び勝ち越し。これで勝負を決めたかと思われたが、90分にはフォラミに鮮やかなシュートを決められてしまい、3-3で延長戦へともつれ込んだ。

 延長前半開始から5分、交代で投入されたばかりの汰木康也がイニエスタのスルーパスでエリア左に抜け出し、中央へ送ったボールをリンコンが押し込む。最後まで諦めないメルボルンにゴールを脅かされる場面もあったが、1点差で逃げ切った神戸が大激戦を制してグループステージ進出を決定させた。

【得点者】
6分 1-0 アンドレス・イニエスタ(神戸)
12分 1-1 ダゴスティーノ(メルボルン)
71分 1-2 ダゴスティーノ(メルボルン)
80分 2-2 大迫勇也(神戸)
87分 3-2 大迫勇也(神戸)
90分 3-3 フォラミ(メルボルン)
95分 4-3 リンコン(神戸)

【了】

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