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あわや大惨事…。レアル・マドリードはなぜ大苦戦したのか? チェルシーに狙われた穴とは…【欧州CL分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリード最新ニュース

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリード対チェルシーが現地時間12日に行われた。延長戦にまでもつれ込んだこの一戦は、レアルが2-3で敗戦。ホームでまさかの敗戦を喫したが、2戦合計スコア5-4でベスト4進出を決めている。敵地で先勝したレアルは、なぜここまで苦戦を強いられたのか。(文:阿部勝教)


ホームでまさかの大苦戦

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【写真:Getty Images】

 レアル・マドリードに何が起こってしまったのか…。

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 現地時間4月12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ。敵地での1stレグを1-3で勝利したレアル・マドリードが、聖地サンティアゴ・ベルナベウで危なげなくベスト4進出を決める。誰もがそう思っていたことだろう。しかし、レアルは予想以上に苦戦を強いられることとなった。

 レアルは1stレグ同様にフェデリコ・バルベルデを右ウイングで起用。守備時に5-4-1にフォーメーション変更する前回と同じ戦術でこの試合に臨んだ。

 試合開始からボールを保持していたのはホームチームだった。しかし、なかなかシュートまで持ち込めずにいると、15分に失点。早い時間に得点を許したことで、逆転を狙うチェルシーに主導権を握られてしまう。

 さらに、後半に立て続けに失点。51分にコーナーキックからアントニオ・リュディガーに2点を決められ、75分にはDFラインの裏に抜け出されたティモ・ヴェルナーに決められた。

 試合時間残り15分で2戦合計スコアは3-4。逆転されたレアルは、少なくとも1点を取らなければ90分で敗退が決まるところまで追いやられた。

 しかし、ホームで負けられないレアルがここから反撃に出る。

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