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サガン鳥栖も初勝利で可能性残す

　JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第5節の試合が23日に各地で開催されている。15時キックオフのカードとしては3試合が行われた。

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　グループAでは鹿島アントラーズが大分トリニータと対戦。前半終了間際には鈴木優磨を倒した羽田健人が一発レッドカードを受け、鹿島にPKが与えられたが、荒木遼太郎のシュートをGK西川幸之介がストップして先制点を阻んだ。

　だが後半には一人多い鹿島が畳み掛け、樋口裕太、鈴木、アルトゥール・カイキのゴールで3点を奪う。3-0で快勝した鹿島が、グループAからセレッソ大阪に続いてプレーオフステージ進出を決めた。

　グループCではサガン鳥栖が福田晃斗、岩崎悠人、藤原悠汰の得点により京都サンガF.C.に3-0で勝利。今大会初勝利を挙げた鳥栖がグループ突破に望みを繋ぎ、柏レイソル、北海道コンサドーレ札幌も含めて全チームにチャンスが残る状況で最終節を迎える。

　グループDのジュビロ磐田対FC東京戦は後半に18歳MF梶浦勇輝のプロ初ゴールでFC東京が先制したが、磐田もファビアン・ゴンザレスが頭で決めて同点。ドローなら両チームの敗退が決まる状況だったが、後半アディショナルタイムの97分に 鹿沼直生のゴールで逆転した磐田が2-1で劇的勝利を飾って最終節に望みを繋いだ。

▽ルヴァン杯グループステージ第5節（15時）
鹿島 3-0 大分
鳥栖 3-0 京都
磐田 2-1 FC東京

【了】