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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング6~10位。南野拓実に中島翔哉、新天地で唯一爪痕を残したのは…

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:岡崎慎司

岡崎慎司
【写真:Getty Images】


FW:岡崎慎司(元日本代表/FCカルタヘナ)
生年月日:1986年4月16日
クラブ:マインツ→レスター
移籍日:2015年7月1日(当時29歳)
移籍金:1100万ユーロ(約13.2億円)

 日本代表で通算50得点をマークしてきたFWが7位にランクインした。清水エスパルスで得点を量産すると、2011年に活躍の場を海外へ移し、シュツットガルト、マインツそれぞれでプレーしている。とくにマインツでのパフォーマンスは印象的で、2シーズン連続のリーグ戦二桁得点を記録したことで評価を高めていた。

 そして2015年、後に運命のクラブとなるレスターに加入。移籍金は当時プレミアリーグ所属クラブに移籍した日本人選手としては2番目に高額な1100万ユーロ(約13.2億円)だった。そして、ここでは開幕からレギュラーとしてプレー。決して多くの得点を奪ったわけではないが、豊富な運動量を駆使した献身的な守備などで貢献し、1年目ながらチームを奇跡のプレミアリーグ制覇へと導くことになった。

 2017/18シーズンは終盤に怪我を負い、2018/19シーズンはブレンダン・ロジャース監督の元で出場機会を失うなど、レスターでの最後の2年間は苦労したが、それでもジェイミー・ヴァーディーやエンゴロ・カンテ、リヤド・マフレズらと共にクラブ史、そしてサッカー史にその名を刻んだ岡崎慎司。振り返ると、1100万ユーロ(約13.2億円)という移籍金はレスターにとってバーゲン価格だったと言えるはずだ。

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