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日本人サッカー選手歴代移籍金ランキング6~10位。南野拓実に中島翔哉、新天地で唯一爪痕を残したのは…

シリーズ:歴代移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:南野拓実

南野拓実
【写真:Getty Images】


MF:南野拓実(日本代表/リバプール)
生年月日:1995年1月16日
クラブ:ザルツブルク→リバプール
移籍日:2020年1月1日(当時24歳)
移籍金:850万ユーロ(約10億円)

 2015年にセレッソ大阪からザルツブルクへ旅立つと、オーストリアの地で急成長。2年目でリーグ戦二桁得点を叩き出し、3年目にはキャリアハイとなる同11得点をマークしている。その後も南野拓実はチームの主力として活躍。近年はファン・ヒチャンやアーリング・ブラウト・ハーランドらと共に攻撃を活性化させていた。

 そんな南野にとって大きな試合となったのが2019/20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)・リバプール戦。アンフィールドで行われたこのゲームで1得点1アシストを記録と大活躍し、世界に衝撃を与えたのである。そしてこの結果によって一気に注目の的となった日本代表戦士は、2020年1月よりユルゲン・クロップ監督率いるチームの一員となることが決まった。

 しかし、850万ユーロ(約10億円)という移籍金でリバプール入りした南野だが、やはりサディオ・マネ、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノら超強力なライバルを前に出番は限定的。さらにはディオゴ・ジョタやルイス・ディアスも加わったことで、その立場はさらに厳しいものとなってしまった。21/22シーズンはカップ戦を中心に与えられた出場機会で結果を残しているものの、リーグ戦ではベンチから外れることも多く、満足な出場機会を得られていない。

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