フットボールチャンネル

川崎フロンターレが痛すぎる1敗。蔚山現代に敗れグループ突破に暗雲【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース

蔚山現代対川崎フロンターレ
【写真:Getty Images】



レアンドロ・ダミアンが2発も追い上げ及ばず

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージI組第5節の蔚山現代(韓国)対川崎フロンターレ戦が27日に行われ、川崎Fは2-3で敗れる結果となった。


【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴】

【蔚山現代 3-2 川崎フロンターレ ACLグループI第5節】

 川崎Fと蔚山に地元マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムを加えた3チームが三つ巴の上位争いを演じる形となったグループI。ここまで2勝2分けの無敗で首位に立つ川崎Fは、勝利すれば首位突破に大きく前進できる状況だった。

 だが序盤の優勢な時間帯を先制点に繋げられなかった川崎Fは逆に先手を取られてしまう。前半14分、蔚山はレオナルドのポストプレーからカザイシュヴィリがドリブルでゴール前に侵入してシュートを放ち、GKチョン・ソンリョンが弾いたボールをレオナルドが押し込んだ。元浦和レッズのレオナルドは前回の川崎F戦に続いてのゴール。

 さらにそのわずか6分後にも蔚山がリードを広げる予想外の展開。カウンターからレオナルドの縦パスを受けて駆け上がったオム・ウォンサンがエリア右からのシュートでチョン・ソンリョンを破った。

 川崎Fもようやく40分、谷口彰悟がエリア左へ入れた浮き球をマルシーニョが頭で折り返し、最後はレアンドロ・ダミアンが右足で押し込んで1点を返す。前半のうちに1点差に詰め寄ったことで逆転への期待を高めて折り返した。

 だが後半開始からわずか2分、カザイシュヴィリに痛すぎる3点目を許して反撃ムードにストップをかけられてしまう。諦めずに攻め続けた川崎Fは後半アディショナルタイムに入ったところで再びダミアンが決めて1点差としたが、追いつくには時間が足りず。グループ突破への見通しが一気に厳しくなる敗戦を喫してしまった。

【得点者】
14分 1-0 レオナルド(蔚山)
20分 2-0 オム・ウォンサン(蔚山)
40分 2-1 レアンドロ・ダミアン(川崎F)
47分 3-1 カザイシュヴィリ(蔚山)
90+2分 3-2 レアンドロ・ダミアン(川崎F)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top