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日本代表 2年前

サッカー日本代表、パラグアイ戦全選手パフォーマンス査定。ポジション別に3段階評価、最低評価となった2人とは…【キリンチャレンジカップ2022】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,JFA,Shinya Tnaka

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【写真:田中伸弥】


鎌田大地(背番号9)
パラグアイ代表戦:フル出場
評価:A

 慣れているとは言い難いインサイドハーフで出場し、見事に躍動した。ポジショニングセンスはやはりピカイチで、何度か良い位置でボールを引き出しては創造性溢れるパスで相手守備陣を脅かし、ヌルヌルとしたドリブルからもチャンスを作り出した。そして42分には堂安律のクロスを頭で合わせゴールネットを揺らすなど、目に見える結果も手に。A評価以外はあり得ないだろう。

遠藤航(背番号6)
パラグアイ代表戦:HT OUT
評価:A

 パワフルな縦への推進力、対人戦の強さ、攻から守への切り替えの早さ、そして読みの鋭さと、全てがパーフェクトだった。次のブラジル代表戦を見据えてかハーフタイムでの交代となったが、45分間だけでも特別な存在感を示したのは、さすがと言ったところだろうか。改めて、森保ジャパンに不可欠なピースであることを証明した。

原口元気(背番号8)
パラグアイ代表戦:61分 OUT
評価:A

 豊富な運動量を武器に中盤の質を高めた。守備時にはボールホルダーへの鋭く粘り強い寄せで攻撃の芽を摘み取るだけでなく、山根視来のカバーも怠らず。攻撃面では36分に浅野拓磨、60分に三笘薫のゴールをそれぞれアシストと、目に見える結果を残した。ロシアワールドカップ後、最もパフォーマンスレベルが高かったと言っても過言ではない。MOM候補の1人だ。

田中碧(背番号17)
パラグアイ代表戦:61分 IN
評価:A

 攻守において躍動していた原口元気に代わり61分から出場。その直後にミドルシュートを放ち、以降は中盤で落ち着いてパスを捌きながら攻撃のリズムを生み出すなど、うまく試合に入ることができていた。そして85分には強烈な右足ミドルからチームの4点目をゲット。次のブラジル代表戦に向けて、良い弾みがついたと言えるのでないだろうか。

板倉滉(背番号4)
パラグアイ代表戦:HT IN
評価:B

 これまでセンターバックとして起用されてきたが、パラグアイ代表戦では後半よりアンカーとして出場。随所でデュエルの強さを発揮し、深い位置から積極的にボールを運ぶ姿も見られた。しかし、簡単に背後を突かれてしまったり、肝心なところでパスがズレたりと、反省点が多かったのも事実。抜群の安定感とは言い難かったか。

柴崎岳(背番号7)
守田英正(背番号13)
パラグアイ代表戦:出場なし
評価:なし

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