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日本代表 2年前

なぜ呼ばれない? サッカー日本代表、非招集の実力者5人。欧州で急成長したMF、日独ハーフの逸材とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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日本代表は今月、FIFAワールドカップ カタール2022に向けた強化試合を行った。今回は伊藤洋輝が初めて招集されたが、招集されなかった選手の中にも実力を持った選手が数多くいる。本大会までは残り約5ヵ月。今回は、日本代表に1年以上招集されていない選手を対象に、注目選手5人を紹介する。 (移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照)


MF:川辺駿(ウォルバーハンプトン/イングランド)

川辺
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年9月8日(26歳)
最終招集:2021年6月
21/22リーグ戦成績:34試合7得点3アシスト(グラスホッパー)


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 2013年にサンフレッチェ広島でプロデビューを飾った川辺駿は、2015年3月にジュビロ磐田へレンタル移籍。3年間の武者修行を経て2018年1月に復帰すると、2019シーズンにはリーグ戦全試合にスタメン出場するなど、不動の存在となった。そして2021年7月に欧州移籍を果たす。移籍金127万ユーロ(約1.5億円)でスイスのグラスホッパーに加入した。

 この欧州移籍は成功したと言えるだろう。リーグ第3節でデビューを飾ると、すぐにスタメンの座を確保した。瞬く間に主力になると、2022年1月にはグラスホッパーと提携関係にあるイングランドのウォルバーハンプトンへの移籍が決定。加入後わずか半年で大きなステップアップを果たした。

 欧州で急成長した川辺だが、最後に日本代表に招集されたのは2021年6月。約1年間代表から遠ざかっている。卓越したテクニックを持つ同選手は、機を見た果敢な攻撃参加でゴール前に顔を出し、得点を決める。また、相手の意表を突くラストパスは絶品。日本代表に新たな攻撃の幅をもたらすはずだ。

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