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日本代表 2年前

サッカー日本代表でもやれる!? 飛び級させたいU-21日本代表5人。チームの心臓、新エース候補のストライカーとは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by 2022 Asian Football Confederation (AFC)

FW:中島大嘉(北海道コンサドーレ札幌)

中島
【写真:2022 Asian Football Confederation (AFC)】


生年月日:2002年6月8日(20歳)
U-23 アジアカップ成績:4試合1得点0アシスト

 パリ五輪世代の大型ストライカー、中島大嘉は高校卒業後の2021年に北海道コンサドーレ札幌に加入した。同年3月のYBCルヴァンカップでクラブ史上初の21世紀生まれの選手としてデビューを飾ると、デビュー戦でゴールを決めた。昨季は出場機会が少なかったが、公式戦9試合1アシストをマーク。今季はコンスタントに出場機会を確保し、ここまで公式戦15試合6得点1アシストの活躍をみせている。

 中島の最大の武器は、188cmの長身を活かしたヘディングだ。打点が高いことはもちろんだが、ペナルティーエリア内でのポジショニングにも長ける。相手DFの背後を取る動き出しは見事だ。また、ポストプレーも抜群。強靭なフィジカルを活かしてボールをキープし、丁寧なパスで周りを活かす。理想的なターゲットマンだ。

  AFC U-23アジアカップでは全試合に途中出場。プレー時間は多くないが、U-23タジキスタン代表戦では見事なループシュートを決めている。今の日本代表には大迫勇也に代わる選手がいないが、中島は同選手の代役となり得るだろう。ポテンシャルは十分。この大器のサプライズ招集はあるだろうか。

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