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日本代表 2年前

サッカー日本代表、全選手パフォーマンス査定まとめ。6月4連戦を戦い抜いたメンバーの評価は?

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 サッカー日本代表は6月に行われたキリンチャレンジカップ2022とキリンカップサッカー2022で、パラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表、チュニジア代表の4カ国と対戦した。各試合のパフォーマンスを選手ごとにA〜Cの3段階で評価する。

浅野拓磨
【写真:田中伸弥】

FW

浅野拓磨(背番号18)

パラグアイ代表戦:HT OUT
評価:A

 立ち上がりはなかなかボールに触れられず苦しい時間を過ごしていたが、36分に良い動きから原口元気のスルーパスを引き出し、GKとの1対1を創出。これまではこのようなビッグチャンスを逃すことも少なくなかったが、冷静なループシュートでGKサンティアゴ・ロハスの壁を破り、チームに貴重な先制点をもたらした。ハーフタイムに交代となったが、先発起用に応えた。

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ブラジル代表戦:出場なし

ガーナ代表戦:出場なし

チュニジア代表戦:60分 OUT
評価:C

 相手DF陣の背後を狙ったり、サイドに流れてボールを引き出したりと、自慢のスピードを生かした動きは繰り返していた。しかし、ゴール前での怖さは皆無。60分間の出場で、シュートは可能性のないオーバーヘッド1本に留まっている。カタールワールドカップメンバー行きに向けた最後のアピールは、失敗に終わったと言わざるを得ないだろう。

前田大然(背番号24)

パラグアイ代表戦:HT IN
評価:C

 後半よりCFとしてピッチに立った。スピードを活かした猛烈なプレスで相手を困らせた点、また45分間という限られた時間の中でもチーム最多となる5本のシュートを放った点は評価に値する。しかし、あまりにも多くの決定機を外しすぎた。これがワールドカップなどの大舞台だったならば致命的になり兼ねないため、やはりストライカーとして反省すべきだろう。

ブラジル代表戦:67分 IN
評価:C

 オープンな展開になりつつあった67分からピッチに登場。快速を活かした相手DF陣背後への抜け出しに期待がかかったが、味方との呼吸がなかなか合わず。また、ブラジル代表もさすがで、そのストロングポイントは完全に封じられてしまった。結局、FWとしては屈辱的なシュート0本でタイムアップ。評価は最低のCにせざるを得ないだろう。

ガーナ代表戦:80分 IN
評価:A

 80分から出場とプレータイムは限られたが、その約2分後に大仕事。持ち前のスプリントでゴール前に飛び込んでいき、最後は伊東純也のクロスを滑り込みながら押し込んだ。幾度となく決定機を外したパラグアイ代表戦の不甲斐なさを払拭するような結果となった。

チュニジア代表戦:出場なし

古橋亨梧(背番号19)

パラグアイ代表戦:82分 IN
評価:出場時間短くなし

 わずかな出場時間の中でアピールすることはやはり難しかった。

ブラジル代表戦:67分 OUT
評価:C

 日本代表として昨年9月以来の先発出場を果たしたが、この試合は難しかった。ブラジル代表に攻め込まれる中、最前線で孤立することがほとんど。なかなか良いボールが供給されず、カウンター時も持ち味であるスピードなどが活きることはなかった。後半には思い切りよくミドルを放つなど結果を残そうとする姿勢は伝わったが、不完全燃焼のままピッチを去ることに。

ガーナ代表戦:出場なし

チュニジア代表戦:60分 IN
評価:C

 浅野拓磨に代わって60分から出場し、流れを変える働きを期待されたが、結果は残念なものに。持ち味であるスピードを生かそうとするアクションこそあったが、周囲との連係不足でなかなかボールを引き出せず。81分に訪れた決定機では、シュートをミートさせることができなかった。

上田綺世(背番号25)

パラグアイ代表戦:出場なし
評価:なし

ブラジル代表戦:出場なし

ガーナ代表戦:80分 OUT
評価:B

 今シリーズ初スタメン。アフリカ人選手特有の身体能力を持つガーナ代表相手にも持ち前のパワーを発揮し、良い形でボールを収めるシーンは何度か見られた。しかし、周囲から満足に生かされたかと言えば決してそうではなく、とくにゴール前では思ったようなプレーを発揮できていなかったのは事実。猛アピールとはならなかった。

チュニジア代表戦:出場なし

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