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なぜか…ポルトガル代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

名手の牙城は崩せず…

1109-ロランド
【写真:Getty Images】

DF:ロランド・フォンセカ(元SCブラガ)
生年月日:1985年8月31日
ポルトガル代表成績:21試合0得点0アシスト

 14歳でポルトガルに移住したロランド・フォンセカは、ベレネンセスSADでプロデビュー。ここで頭角を現すと、2008年にはFCポルトに移籍を果たした。すると、加入初年度からリーグ優勝に貢献。10/11シーズンには、ラダメル・ファルカオらとともにリーグ無敗優勝とクラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)優勝を達成した。

 FCポルト退団後はナポリ、インテル、マルセイユといった強豪クラブに所属。タイトルは獲得できなかったが、どのクラブでも主力として活躍したロランド・フォンセカは、2009年に行われたフィンランド代表との親善試合でポルトガル代表デビューを果たした。

 しかし、当時不動となっていたブルーノ・アウベスとリカルド・カルヴァーリョを脅かすことが出来ず、その後頭角したペペの存在もあり、なかなか出場機会を得ることが出来なかった。主要大会では2010ワールドカップ、ユーロ2012に出場するも代表通算出場は21試合に止まっている。

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