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なぜか…ポルトガル代表で輝けなかった5人の名手。クラブでは絶対的な存在も…選手層が厚すぎて試合に出られなかった選手たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

元ポルトガル年間最優秀選手

1109-ドミンゴス
【写真:Getty Images】

FW:ドミンゴス・パシエンシア(元FCポルト)
生年月日:1969年1月2日
ポルトガル代表成績:34試合9得点0アシスト

 FCポルトが生んだストライカー、ドミンゴス・パシエンシアは10年間で7度のリーグと3度のリーグカップ優勝に貢献。FCポルトを牽引したドミンゴスは、1990年にポルトガル年間最優秀選手に選出。リーグ得点王に輝いた95/96シーズンには、ポルトガルのゴールデンボール賞を獲得した。

 その後はスペインのテネリフェに移籍し、ロイ・マカーイとタッグを組んだが、2年間でリーグ戦50試合6得点と結果が出せず、89/99シーズン終了後にFCポルト復帰。2度の国内カップ優勝に貢献した後、2001年に現役を引退した。

 鮮烈な活躍により、20歳でポルトガル代表デビューを飾ったドミンゴスだが、ユーロ(欧州選手権)1996での得点は、クロアチア戦の1点のみ。同代表にジョアン・ピントらがいたこともあり、代表では通算34試合で9得点と思うように結果を残すことが出来なかった。

【了】

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