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Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング【ジュビロ磐田】本当に大丈夫!? 新戦力は1人。降格の危険は?

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

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 2022シーズンの第2登録期間は8月12日をもって終了し(J1リーグは9月2日まで追加登録できる)、ラストスパートを図るための戦力を揃えた。上田綺世や小川諒也が海外に活躍の場を求めた一方で、鈴木武蔵や松原后はJリーグに復帰するなど、多くの選手が活躍の場を移している。今回は、J1リーグ各クラブの補強状況を精査し、戦力アップ度をランキング化した。※補強ポイントと新加入・退団選手を加味してランキング化。新加入選手がいないチーム、監督・スタッフ等の人事は対象外とする。


【写真:Getty Images】



13位:ジュビロ磐田

リーグ戦順位:18位
戦力アップ度:D
主な新加入選手:松原后


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 昨季のJ2を制して3シーズンぶりにJ1に帰ってきたが、苦しい戦いが続く。三浦龍輝や鈴木雄斗など、個々で見れば明るい材料もあるが、未だ0ゴールの杉本健勇、故障を繰り返す山田大記など誤算も多い。なんとか残留圏内に踏みとどまっていたが、7月に4連敗を喫して降格圏に転落している。

 新たに獲得したのは松原后のみ。松原の加入により松本昌也の起用法に幅が生まれ、左サイドの競争も活性化するだろう。一方、得点力不足に苦しむ前線に新戦力は無し。チーム最多タイの5得点を挙げるファビアン・ゴンザレスの爆発や復帰を果たした大津祐樹に賭けることになる。

 そして、0-6と大敗を喫した13日の浦和レッズ戦後に、伊藤彰監督解任という大きな決断を下した。大きな選手補強に動かず監督交代という判断は吉と出るか凶と出るか。

【了】

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