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中村俊輔、本田圭佑…。欧州CLで輝いた日本人6人。世界を轟かせたあの時代、誰を倒し、誰に敗れたのか

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑


【写真:Getty Images】


生年月日:1986年6月13日
CL出場クラブ:CSKAモスクワ
CL通算成績:11試合3得点3アシスト

 南アフリカワールドカップが行われる半年前、オランダのVVVフェンロに在籍していた本田圭佑は、ロシアのCSKAモスクワへの移籍を決める。セビージャとのCLラウンド16・1stレグで新天地デビューを飾り、リーグ戦では初陣でゴールを決めた。そして、準々決勝進出がかかるCLラウンド16・2ndレグ、本田は後世に語り継がれるゴールを決めた。

 ホームでの1stレグをドローで終えたCSKAモスクワは2ndレグの前半を1-1で終えた。そして迎えた55分、ゴールまで25mほどの距離から本田が放った左足のキックはGKの正面に飛んだ。しかし、不規則に変化するボールをセビージャGKアンドレス・パロップは止められず、パンチングしきれずゴールに収まった。

 本田のCL初ゴールは、クラブ史上初のCLベスト8に導く歴史的な一撃だった。本田は13/14シーズンにもバイエルン・ミュンヘン戦でゴールを奪っている。ワールドカップ3大会連続ゴールという記録を持つ男の大舞台での強さはこの時から変わっていない。

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