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日本代表 2年前

シンデレラボーイ! 海外1年目で活躍した歴代日本人選手5人。世界にその名を轟かせた戦士たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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近年では、多くの日本人選手が海外リーグに挑戦している。中には結果を残せずJリーグに復帰する選手もいるが、加入直後からインパクトを残す選手も少なくない。今回は、海外挑戦1年目で活躍した歴代日本人選手5人を紹介する。(リーグ戦成績等は『transfermarkt』を参照)。


香川真司


【写真:Getty Images】

生年月日:1989年3月17日
所属クラブ:ドルトムント
10/11リーグ戦成績:18試合8得点1アシスト
10/11国内カップ戦成績:2試合0得点1アシスト
10/11ヨーロッパリーグ戦成績:6試合2得点0アシスト


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 欧州リーグ1年目でセンセーショナルな活躍をみせた日本人と言えば、香川真司の名前は必ず挙がるだろう。2010年夏にドルトムントへ移籍すると、デビュー戦となったDFBポカール1回戦でアシストをマーク。さらに、中4日で行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選では2得点をあげ、加入後すぐに定位置を掴み取った。

 この勢いは留まることを知らず。10/11シーズン第3節のヴォルフスブルク戦でリーグ戦初ゴールを決めると、第4節シャルケとの伝統の一戦では、試合前に宣言した通り2得点をマーク。チームを勝利に導き、初のルールダービーで主役となった香川は、ドイツ中に自身の名を轟かせた。また、同シーズンリーグ戦上半期17試合で8得点を挙げ、ブンデスリーガ公式サイトでは、「MF登録された選手の中で最優秀選手並みの活躍」と称された。
 
 目を見張る活躍をみせていたが、アジアカップ2011・準決勝の韓国代表戦で右足小指付け根を骨折。約3ヵ月間の戦線離脱を強いられ、シーズン後半戦を棒に振ってしまった。それでも、ドルトムントはシーズン前半の香川の活躍もあり、9年ぶりのリーグ優勝を達成。同選手は、ドイツ紙「キッカー」が選出したブンデスリーガ年間ベストイレブンに名を連ねた。

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