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高騰しすぎ!?22/23夏の移籍金ランキング1~10位。世界的な名手や期待の若手がズラリ。唯一100億円を超えたのは?

シリーズ:22/23夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:ウェズレイ・フォファナ(チェルシー/U-21フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年12月17日
市場価格:4000万ユーロ(約48億円)
移籍先:レスター→チェルシー
移籍金:8040万ユーロ(約96億円)
21/22リーグ戦成績:7試合0得点1アシスト

 アントニオ・リュディガーを失った今夏のチェルシーは、センターバックの補強に動いていた。しかし、カリドゥ・クリバリこそ獲得したが、マタイス・デ・リフトを迎えることはできず、獲得濃厚とされていたジュール・クンデも一転してバルセロナに向かうなど、なかなか思った通りの補強ができずにいた。

 それでも、移籍市場終盤に新たなCBを獲得することに成功。レスターから若いウェズレイ・フォファナを加えたのである。移籍金は8040万ユーロ(約96億円)。同選手の推定市場価値が4000万ユーロ(約48億円)なのでかなり高額となったが、レスターとフォファナの契約が多く残っていたこと、また21歳という年齢を考えれば、それも仕方ないだろう。

 昨季は怪我の影響でリーグ戦出場が7試合に留まっているが、実力は申し分ない。身体能力が飛び抜けて高く、190cmの巨躯からは想像できないほどのスピードや機動力、そしてもちろんパワーも持っている。メンタル面は課題だが、百戦錬磨のチアゴ・シウバやクリバリと共にプレーすることで、伸びていくだろう。チェルシーでの覚醒に期待だ。

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