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【写真:Getty Images】



長友佑都が驚くサッカー日本代表の変化とは?

 サッカー日本代表は23日、キリンチャレンジカップ2022でアメリカ合衆国代表と対戦する。前日の22日には試合会場となるデュッセルドルフ・アレーナで公式練習を行った。



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 4大会連続でのワールドカップ出場を目指すDF長友佑都は、チーム作りと個々の競争が交差する大会直前の独特の雰囲気を感じながら日々を過ごしている。「(ワールドカップの)メンバーに入るためにみんな必死だし、これだけレギュラー争いが激しいと、一瞬たりとも気を抜けない。本当にピリピリとした感じ、緊張感は、僕自身もすごく充実して楽しんでいます」と語り、相変わらずのギラギラ感を漂わせた。

 一方で、過去の経験から「レギュラー争いがある中、チームとして1つにまとまって、1つの目的、方向に向かって進まなければいけない」とも理解している。そのうえで「メンタリティの部分ではみんな海外でもやっているし、ワールドカップを経験している選手もたくさんいるので、僕は問題ないなと思っているんですよね」と続けた。

 23日のアメリカ代表戦は、カタールワールドカップ本番前の貴重な実戦の機会。長友は「ピッチの中で起こり得ることを想定して、ドイツ代表やコスタリカ代表、スペイン代表のことをイメージしながら戦わなければいけないなと感じています」と語る。

 そうした共通認識は、すでにチーム内にできあがっている。「選手たちでも話していますし、監督やスタッフともちゃんと連係して、コミュニケーション取ってやっているので、素晴らしい時間になっているのは間違いないと思います」と36歳のベテランDFは明かす。

 合宿中の「ミーティングや練習の中でも、すごくいいディスカッションが繰り広げられている」手応えもある。今回の対戦相手はアメリカ代表だが、ドイツ代表を意識した基準での戦いもイメージできているようだ。

 これまで3度のワールドカップを経験してきた百戦錬磨の男は、そうしたディスカッションの中からも現在の日本代表のポジティブな側面や成長を感じ取っている。長友は「若い選手たちからすごく意見が出るんですよ。ディスカッションができるのはすごくいい時間だし、緊張感のある中で話し合っている、ここまで本当に意見を言い合える関係性は、今までの代表にはなかったんじゃないかな」と驚きを隠さない。

「若い選手もベテラン選手たちも言ってくるし、こういうプレスをかけたいとか、こういうプレーをしたいとかをミーティングでディスカッションできているので、より繊細に詰められているんじゃないかと、僕は思っています」

 長友は「本当に大事なのはナーバスにならないこと。やっぱりワールドカップは緊張感すごい」と語るが、森保ジャパンに集まっている選手たちがカタールの地で相手に気圧されて臆病になる姿はあまり想像できない。若くして欧州に飛び出して経験を積んできた選手が増えたことも変化の要因の1つだろう。

 36歳になっても「熱量がなかったら、もうここにはいられない」と高いモチベーションと危機感を維持できるのは競争を挑んでくる後輩たちがいるから。頼もしい仲間たちとともに、長友は夢の舞台への準備を続けていく。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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