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エクアドル代表、現在のエースFWは? キャプテンにして大黒柱、今夜サッカー日本代表と対戦

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



エクアドル代表のエースストライカーとは?

 サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦する。



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 カタールワールドカップにも出場するエクアドル代表でエースストライカーの重責を担うのは、FWエネル・バレンシアだ。トルコ1部の強豪フェネルバフチェに所属する32歳は、キャプテンとしてもチームをけん引する。

 2012年にA代表デビューを飾ったエネル・バレンシアは、2014年のブラジルワールドカップではエクアドル代表の全3得点を1人で記録。名実ともにエースストライカーとなり、次から次へとゴールを積み重ねていった。

 ブラジルワールドカップでの活躍が評価され、メキシコのパチューカからイングランド・プレミアリーグのウェストハムへ移籍し欧州上陸を果たす。イングランドではエヴァートンへの期限付き移籍も含めて3シーズンで通算11得点と期待されたほどの結果は残せなかったが、爆発的なスピードとフィジカルの強さはプレミアリーグでも群を抜いていた。

 その後、メキシコへ渡って強豪ティグレスで再び評価を高める。そして2020年夏に現所属クラブのフェネルバフチェに移籍して欧州に再上陸した。在籍3年目の今季は序盤から絶好調。リーグ戦5試合に出場して7得点2アシストと驚異的なペースでゴールに絡み続けている。特に開幕戦から3試合連続の1試合2得点は圧巻だった。

 ここ数ヶ月のいいリズムを11月のカタールワールドカップまで持続させられれば、自身2度目となる世界の舞台で8年前の再現も夢ではない。ベテランとなってプレースタイルが徐々に変化し、攻撃の組み立てにも参加しながらゴール前での勝負強さを発揮できるようになったエネル・バレンシアには、日本代表も最大限の警戒をもって対処しなければならないだろう。

【了】

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