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サッカー日本代表、柴崎岳はやはり厳しい。W杯メンバー入りの瀬戸際、軽率だったプレーとは?

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

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【写真:田中伸弥】



 サッカー日本代表は27日、ドイツのデュッセルドルフ・アレーナで行われたキリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦。23日に2-0で勝利したアメリカ合衆国代表戦からスタメン11人全員を入れ替えて臨んだこの一戦は、0-0のドロー決着となった。



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 森保ジャパン発足以降、柴崎岳は中盤に君臨し続けていた。だが、昨年アジア最終予選10月に行われたサウジアラビア代表戦で軽率なパスミスにより失点。以降はチーム内で序列を落とし、ベンチに座る試合が増えていた。

 先発出場した6月のガーナ代表戦では、スタメン奪取に向けて積極的な攻撃参加や前線へ効果的なパスを配球して4-1の勝利に貢献したが、エクアドル代表戦ではそういったプレーがほとんどなし。復調の兆しはみられなかった。

 柴崎はダブルボランチの一角としてエクアドル代表戦にスタメン出場。ピッチ中央でチーム全体のバランスを維持しながら後方でビルドアップに関与していたが、ピッチを退くまでの67分間、攻守で効果的なプレーをみせることが出来なかった。

 ビルドアップに関与といっても、味方DFからのパスを返すか、最も近い選手へのパスが終始。サイドに散らすパスや自ら振り向いて運ぶ場面はほとんど見られなかった。

 また、縦パスを試みたのは1回のみ。26分に相手DFの裏へ走った古橋へのロングパスを配球したが、精度を欠いたため相手DFにカットされてしまった。後半に上田綺世が投入されて以降は日本代表の攻撃に勢いが生まれたが、柴崎はほとんど関与できていない。

 守備面では、積極的なドリブルやミドルシュートを狙ってきた相手MFを抑えることが出来ず、序盤から多くのチャンスを作られた。13分のシーンでは、ペナルティーエリア内で左サイドからのクロスに足を延ばすだけ。堂安律が自陣ペナルティーエリアまで戻っていたためシュートは打たれなかったが、軽率なプレーでピンチを招きかねなかった。

 今回のドイツ遠征メンバーの中で、ボランチでプレーできるのは遠藤航、守田英正、田中碧、旗手怜央、そして柴崎の5人だ。アメリカ合衆国代表戦で見事なパフォーマンスを披露した遠藤と守田は、W杯本大会でも軸になるだろう。出場機会のなかった旗手を評価することはできないが、現時点では柴崎は田中に次ぐ4番手と言っていいだろう。本大会に臨むメンバーは26人いるので、今のところメンバー入りする可能性は十分あるものの、瀬戸際に立っているとも表現できる。

【了】

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