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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング1~10位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:ジェレミ・ピノ(ビジャレアル/スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年10月20日(19歳)
市場価値:4000万ユーロ(約48億円)
22/23リーグ戦成績:6試合1得点0アシスト

 ジェレミ・ピノは、2014年に地元であるUDラス・パルマスのカンテラ(育成組織)に入団。そこでの才能を見出され、2017年にビジャレアルと契約した。2020/21シーズンはBチームでプレーする予定だったが、ウナイ・エメリ監督に才能を評価され、飛び級でトップチームに昇格をした。

 ラ・リーガ初出場は2020年10月25日のカディス戦。その4日後のUEFAヨーロッパリーグのカラバフFK戦では途中出場ながらプロ初ゴールを記録している。2022年2月27日のラ・リーガRCDエスパニョール戦では4得点を挙げる活躍を見せた。ラ・リーガ史上10代で4点を決めた選手は6人しかおらず、ビジャレアルでは史上初の記録となった。市場価値は当然のごとく急上昇しており、この1年半で8倍となっている。

 切れ味鋭いドリブルを特徴とするピノはウイングでのプレーを得意としているが、2トップの一角など最前線で起用されることもある。縦への突破を得意とし、狭い局面での打開力も優れている。昨年10月にはスペイン代表デビューも果たし、ワールドカップ出場も狙える位置に着けている。ビッグクラブからの注目も集める逸材の活躍に期待が集まる。

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