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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング1~10位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:ぺドリ(バルセロナ/スペイン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年11月25日(19歳)
市場価値:9000万ユーロ(約108億円)
22/23リーグ戦成績:7試合1得点0アシスト

 10代市場価値ランキングの1位に輝いたのはペドリだ。2019年にラス・パルマスのトップチームに昇格して早々にバルセロナに引き抜かれた。新天地でも圧巻のパフォーマンスを披露し、20/21シーズンには公式戦52試合に出場するなど加入初年度から躍動を見せ、瞬く間にバルセロナファンの心を掴んだ。

 ボールコントロールやパスセンスなど、何を取ってもその才能は超一流。10代とは思えないほどプレーには冷静さがあり、ゲームにリズムを与えるその姿はまるでアンドレス・イニエスタを彷彿とさせる。バルセロナだけでなく、スペイン代表の一員としてもこれまで高いパフォーマンスを見せており、EURO2020(欧州選手権)では最優秀若手選手賞、2021年11月にはゴールデンボーイ賞とコパ・トロフィーを受賞するなど、スターへの階段を駆け抜けている。

 名実ともに世界屈指のMFとなったこの男の現在の市場価値は9000万ユーロ(約108億円)。10代選手としては最高額となっており、所属クラブのバルセロナやスペイン代表でも1番高い数字となっている。昨季は度重なる負傷を理由に出場時間を大幅に減らすこととなったが、今季は万全のコンディションでプレーしており、1億ユーロ(約120億円)に到達するのは時間の問題だろう。

【了】

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